ドライバーのLS・LSTとは?合う人とMAXとの違いを主要11ブランドの公式説明で整理【2026年9月版】
この記事には広告(PR)が含まれます
この記事でわかること(結論)
- ドライバーのモデル名に付くMAX・LS・LST・D・LITE・◆◆◆・数字は、同じシリーズの中での役割を表している
- LS・LST系は、この名前を使っているメーカー(PING・テーラーメイド・スリクソン・コブラ・ブリヂストン)ではどれも低スピンの意味。PINGとテーラーメイドは、公式ページで「速いスイング向け」と明記している
- LS・LSTが合うのは、ヘッドスピードが速く、スピンを減らしたい人。「プロ向け」と決めつける必要はない
- MAX系は「ミスに強い」が多数派だが、例外もある(キャロウェイのMAXは「シリーズのスタンダードモデル」、ホンマのTW777 MAXは「ハイドロー」)
- タイトリストの2・3・4のような数字は、私が確認した範囲では、由来の説明がなくモデルごとの位置づけだけが書かれている
- 運営者は、PING G425 LSTからTaylorMade Qi10 MAXに買い替えた。名前だけで選ぶとずれることがあるので、公式の説明を確認するのがおすすめ
この記事は、2026年9月時点で各社の公式サイトに載っている説明をもとにしています。ラインナップは世代ごとに変わるので、購入前には必ず最新の公式ページも見てください。
モデル名の言葉は「シリーズ内の役割」
ドライバーは、同じシリーズでも複数のモデルが同時に発売されます。ヘッドの形や重心の位置、ウエイトの設計が違い、それぞれ狙う人が違います。その違いを表すために、名前にMAXやLS、LSTといった言葉が付いています。
私自身も「MAXはやさしい、LSやLSTは速い人向け」くらいのざっくりした理解だったので、今回は主要11ブランドの公式ページの表現を、1つずつ確認して整理しました。
名前の言葉ごとの傾向(早見表)
先にまとめると、次のようになります。詳しい根拠は、次のブランド別の項目に書いています。
| 名前の言葉 | 多くのメーカーでの意味 | 例外・注意 |
|---|---|---|
| LS・LST | 低スピン。ヘッドスピードが速い人向け(PING・テーラーメイド) | ブリヂストンBX1LSは「高初速を追求したロースピンモデル」 |
| MAX | ミスに強い(寛容性・高慣性モーメント)。PING・テーラーメイド・スリクソン・コブラ・ミズノ・ブリヂストン | キャロウェイのMAXは「シリーズのスタンダードモデル」、ホンマのTW777 MAXは「ハイドロー」 |
| D(DRAW) | ドローバイアス(つかまりを助ける) | キャロウェイは「DRAWの頭文字」と公式に明記 |
| LITE・FAST | 軽量化して振りやすくしたモデル | テーラーメイドMAX LITEはさらにドローバイアス |
| ◆◆◆・TR・ST-G・BX1ST | ツアー・上級者向け、操作性重視の小ぶりなヘッド | キャロウェイは◆◆◆とMAXを組み合わせた大型モデルもある |
| 数字(2・3・4) | タイトリストのモデルごとの位置づけ(数字が大きいほどスピンを抑えやすい) | 数字の由来を説明する文は見つからなかった |
| X | メーカーごとに違う | ミズノ(ST-230世代)はドローバイアス、コブラOPTM Xは「LSより少し安心感のある形状」 |
ブランド別・公式の説明
PING(G440シリーズ)
英文は原文のまま、日本語訳は筆者によるものです。
- MAX:「The most forgiving G440 model」(G440で最も寛容なモデル)— 公式
- LST:「LST is an especially good fit for faster swings, offering less spin and more control with a penetrating trajectory.」(速いスイングに特に合う、スピンが少なく、強い弾道でコントロール性の高いモデル)— 公式
- SFT:「slice correction utilizing an adjustable back weight that promotes a draw」(調整できるバックウエイトでスライスを抑え、ドローを促す)— 公式
TaylorMade(Qi4Dシリーズ)
2026年モデルのQi4Dのラインナップです(公式)。
- MAX:「高MOIによる、安定の飛び」
- LS:「低スピンで、強烈な飛び」「ロースピンモデル」
- MAX LITE:「軽量ヘッドで、ラクに飛ばす」。「更なるドローバイアス設計でやさしく飛距離を出したいゴルファー向け」
私が使っている前世代のQi10にも、同じMAXとLSがあります。MAXについてテーラーメイドは「10K」それはやさしさの新世界基準。と説明し(Qi10 MAX公式)、LSについては「ヘッドスピードが速いプレーヤーに向けて、ロースピンで、低弾道で飛ぶように設計された」と説明しています(Qi10 LS公式)。
PRつるや公式ショップで、TaylorMadeのドライバー一覧を見る
Callaway(QUANTUMシリーズ)
キャロウェイは、記号の「◆◆◆」を使う独特の名前の付け方です。2026年モデルのQUANTUMでは、次のように説明されています。「◆◆◆」は一般に「トリプルダイヤモンド」と呼ばれますが、私が確認した公式ページには、読み方の記載はありませんでした。
- MAX:「シリーズにおいてスタンダードモデルの立ち位置となるのが、「QUANTUM MAXドライバー」です。」— 公式
- MAX D:「D(DRAWの頭文字)という文字からもわかるように、つかまりの良いドローバイアス仕様」— 公式
- MAX FAST:「ヘッドの軽量化を図り、スピードを高めて、振り抜いていけるように仕上げられているモデル」— 公式
- ◆◆◆:「ツアープレーヤーや上級者向け」、「体積が450㎤の洋ナシ型」— 公式
- ◆◆◆ MAX:「ツアープレーヤーや上級者向け」で、「体積を460㎤と大きくすることで、安心感をもたらす仕様」— 公式
- ◆◆◆ TD:「ツアードロー(Tour Draw)の名を持ち、スムーズにドローボールを打ち出せるのが最大の特徴です」— 公式
PRつるや公式ショップで、Callawayのドライバー一覧を見る
Titleist(GTSシリーズ)
2026年発売のGTS世代の説明です(公式プレスリリース)。
- GTS2:「高い許容性とスピードを兼ね備え、フェース全体で安定したパフォーマンスを求めるゴルファー向け。高弾道・中程度のスピン設計」
- GTS3:「スピードと弾道をより細かくコントロールしたいゴルファー向け。GTS2に比べて打ち出しの高さとスピン量を抑えやすく、コンパクトかつディープフェース設計」
- GTS4:「シリーズの中で最もスピン量を抑えやすく、飛距離最大化を目指すゴルファー向け」
数字の由来を説明する文は、私が確認した範囲では見つかりませんでした。2→3→4の順に、スピンを抑えやすく、操作性を求める人向けになっていく位置づけです。
PRつるや公式ショップで、Titleistのドライバー一覧を見る
SRIXON(ZXi RKTシリーズ)
公式サイトに載っている現行のZXi RKTは、4モデル構成です。
- スタンダード:「思い通りに振れる操作性とミスに強い寛容性も備えた、オールラウンドモデル」— 公式
- LS:「スピンを抑えた強弾道、高い直進性を生み出し、風に負けない大きな飛び」— 公式
- TR:「コントロールできる強弾道、450cm3の小ぶりなヘッドで操作性に優れた短重心設計」— 公式
- MAX:「シリーズ最大のMOI、安心して振り切れる、曲がりが少ない深重心設計」— 公式
LS・MAX・TRが何の略かを説明する文は、公式ページには見つかりませんでした。
PRつるや公式ショップで、SRIXONのドライバー一覧を見る
Cobra(OPTMシリーズ)
公式サイトに載っている現行のOPTMは、LS・X・MAX-K・MAX-Dの4モデルです。
- LS:「コンパクトな低スピン設計のヘッドで、最大限のスピードと高い精度を求めるプレーヤーのために開発されています」— 公式
- X:「LSよりも少し安心感のあるヘッド形状は構えやすく、自信をもって振りぬけます」— 公式
- MAX-K:「コブラ史上最大のMOI(慣性モーメント)を実現しました」「最も寛容で、サイドスピンを減らし、ストレートな弾道をゴルファーに提供します」— 公式
- MAX-D:「ドローバイアスでスライスを軽減する設計」— 公式
MAX-KのKとMAX-DのDの意味は、公式ページには明記されていません(説明から、Dはドロー寄りだと読み取れます)。
Mizuno
- JPX ONE:「高初速とやさしさのJPX ONE」、JPX ONE SELECT:「高初速と操作性のJPX ONE SELECT」— 公式
- ST-MAX 230:「MAX MOI × MAX 高初速を実現」。同じページのラインナップ表記は「飛びと安定のMAX」「つかまりのX」「直進性のZ」— 公式
- ST-MAX 230 LITE:「寛容性を維持しながらも軽量化を実現。軽さが加わったことで振りやすく、直進性の高いドライバー。」— 公式
- ST-G(直営店限定):「小ぶりなヘッドで操作性を求めるゴルファー向け」— 公式
- 前世代のST-X 230は「直進性の「Z」、ドローバイアスの「X」」と説明されています(公式アーカイブ)
HONMA
- BERES(2026年モデル):「ソール後方の高比重ウエイトにより、深重心・高打出しを実現」。シャフトの3S・4S・5Sは、「グレードアップするほどヘッドは走り」というグレードを表す— 公式
- TW777:「高初速と安定性を両立し、叩いてもブレない強弾道を実現」— 公式
- TW777 MAX:「いつだって、ハイドローで。」「トゥとヒールに可変ウェイトを搭載し、つかまり具合のチューニングが可能」— 公式
- TW777 360 Ti:「360㎤の小ぶりなヘッドで、操作性と振りぬきやすさを追求」— 公式
ホンマのMAXは、ミスに強いというより「ハイドロー」が前面に出ています。
BRIDGESTONE GOLF
- BX1LS:「高初速を追求したロースピンモデル」— 公式
- BX1ST:「低スピンで強い弾道」「高いコントロール性で狙って飛ばすモデル」— 公式
- BX2HT:「安定したつかまりと高弾道のキャリーで飛ばすモデル」— 公式
- B3MAX:「【MAXやさしい】高機能ドライバー」— 公式
- B3MAX D:「スライサーの強い味方」— 公式
LS・ST・HT・Dの由来を説明する文は、私が確認した公式ページにはありませんでした。
PRつるや公式ショップで、BRIDGESTONEのドライバー一覧を見る
YAMAHA(RMXシリーズ)
ヤマハは、公式サイトで「2026年6月30日をもちましてヤマハ株式会社はゴルフ用品事業を終了いたします」と告知しています(公式)。最後のドライバーの説明は、次のとおりです。
- RMX DD-1:「コントロール性能とつかまりの融合で飛ばす」、RMX DD-2:「つかまりとやさしさで飛ばす」— 公式ニュースリリース
- 前世代のRMX VDは、「ツアーアスリートモデル」のVD/R、「NEOアスリートモデル」のVD/M、「オールアスリートモデル」のVD/Xの3モデル構成でした— 公式ニュースリリース
私の3Wと5WもRMX VDシリーズです。ゴルフ用品事業が終了しているため、今後は中古での入手が中心になると考えられます(これは私の推測です)。
XXIO(ゼクシオ)
ゼクシオはMAXやLSのような言葉ではなく、世代の数字で分かれます。
- ゼクシオ 14:「高く、心地よく、大きく飛ばす」。目安適応ヘッドスピードはフレックスSで39〜47m/s— 公式
- ゼクシオ 14+:「強く、振り抜いて大きく飛ばす」— 公式
- ゼクシオ プライム:「高く、強く、遠くへ飛ぶパフォーマンス。」— 公式
14や+の意味を説明する文は、公式ページには見つかりませんでした。
同じ「MAX」でも意味が違う
一覧にして分かったのは、MAXだからやさしいとは限らないことです。
PING・テーラーメイド・スリクソン・コブラ・ミズノ・ブリヂストンのMAXは、どれも寛容性(ミスへの強さ)を打ち出しています。一方、次のメーカーは違います。
- キャロウェイのMAXは、寛容性ではなく「シリーズのスタンダードモデル」という位置づけ
- ホンマのTW777 MAXは、「ハイドロー」が前面に出ている
- コブラのMAX-Dやキャロウェイ(MAX D)は、末尾のDでドローバイアスを示している
また、MAXに「LITE」や「FAST」が付くと、軽量化した別のモデルになります(テーラーメイドMAX LITE、ミズノST-MAX 230 LITE、キャロウェイMAX FAST)。
名前だけで選ぶと、期待とずれる場合があります。メーカーごとに、その言葉が何を意味するのか、公式の説明を確認するのが確実です。
LS・LSTが合う人は?「プロ向け」ではなく「ヘッドスピードが速い人向け」
LSやLST、◆◆◆は「プロ向け」と言われることがありますが、公式の表現をよく見ると少しニュアンスが違います。
- PING LST:「速いスイング(faster swings)に特に合う」
- テーラーメイド LS(Qi10):「ヘッドスピードが速いプレーヤーに向けて」
- コブラ LS:「最大限のスピードと高い精度を求めるプレーヤーのために」
- スリクソン LS:「スピンを抑えた強弾道、高い直進性を生み出し」
- ブリヂストン BX1LS:「高初速を追求したロースピンモデル」
- キャロウェイ ◆◆◆:「ツアープレーヤーや上級者向け」
対象は「プロだけ」ではなく、ヘッドスピードが速く、スピンを減らしたい人という説明が中心です。「難しいから上級者だけ」と決めつける必要はないと感じました。
ただし、「ヘッドスピード何m/s以上」といった具体的な数値は、私が確認した公式ページでは見つかりませんでした。目安の数字がない分、試打して球の高さやスピン量を確かめるのが確実です。
私の実例:G425 LSTからQi10 MAXへ
私(ヘッドスピード平均45・最大47)は、ドライバーをPING G425 LSTからTaylorMade Qi10 MAXに替えました。手持ちのドライバーのスペックは次のとおりです。
| ドライバー | モデル名の言葉 | シャフト | 総重量 |
|---|---|---|---|
| PING G425 LST | LST | TENSEI CK Pro Orange 50 | 312g |
| TaylorMade Qi10 MAX | MAX | Tour AD VR-6 | 315g |
| TaylorMade SIM2 | (なし) | Tour AD VR | 310g |
買い替えの動機は、Qi10 MAXの実測記事に書いたとおり、「G425 LSTの曲がらなさはそのままに、もっと飛ぶドライバーが欲しかった」からです。Qi10 MAXを5球計測した結果は、平均キャリー243yd、平均トータル258yd、平均バックスピン2738rpmでした。
使ってみた感想は、記事に書いたとおり「とにかく曲がらない。ただし操作性は期待しない方がいい」です。公式が「やさしさ」を打ち出しているMAXの説明と、実際の印象は近いと感じています。
ドライバーを選ぶときの見方
名前の言葉に頼りすぎず、次の順番で確認するのがおすすめです。
- メーカー公式ページで、そのモデルの位置づけを確認する:「やさしい」「速い人向け」「ドロー寄り」など、対象が書かれています
- 同じシリーズの他のモデルと並べて比べる:MAXとLSなど、違いはシリーズ内で相対的に決まります
- 自分のヘッドスピードと悩みを整理する:曲がりを抑えたいのか、スピンを減らしたいのか、飛距離を伸ばしたいのか
- シャフトの重さも確認する:HS45前後なら総重量310g前後が一つの目安です(詳しくはアイアンのシャフトの重さの目安で書いています)
- 試打できるなら、実際に打って確かめる:名前や数字は目安で、最後は自分のスイングとの相性です
気になるモデルが見つかったら、ブランドを選ぶと、つるや公式オンラインショップでそのブランドのドライバー一覧を見られます。取り扱いモデル・価格・在庫は、公式ショップで確認してください。
PR・つるや公式オンラインショップ
ブランドを選んで、ドライバーの一覧を見る
取り扱いモデル・価格・在庫は、公式ショップで確認できます
よくある質問
ドライバーのLSは、どんな人に合う?
公式ページの説明をまとめると、ヘッドスピードが速く、スピンを減らして強い弾道で飛ばしたい人です。テーラーメイドは「ヘッドスピードが速いプレーヤーに向けて」、コブラは「最大限のスピードと高い精度を求めるプレーヤーのために」と説明しています。具体的なヘッドスピードの数値は、公式ページでは確認できませんでした。
LSとLSTの違いは?
どちらも低スピンを表す言葉です。「LST」はPINGが使っていて、公式ページでは「速いスイングに特に合う、スピンが少なくコントロール性の高いモデル」と説明しています。「LS」はテーラーメイド、スリクソン、コブラなどが使っています。
ドライバーのMAXとLSはどちらがやさしい?
テーラーメイドの公式ページでは、MAXは「高MOIによる、安定の飛び」、LSは「低スピンで、強烈な飛び」と説明しています。やさしさを優先するならMAX、スピンを減らしたいヘッドスピードの速い人向けがLSという位置づけです。
ドライバーの「D」は何を表す?
キャロウェイは、MAX Dについて公式ページで「D(DRAWの頭文字)」と明記しています。コブラのMAX-DやブリヂストンのB3MAX Dも、説明ではドローバイアス(つかまりを助ける設計)とされています。
タイトリストの2・3・4は何が違う?
公式の説明では、GTS2は高弾道・中程度のスピンで許容性重視、GTS3はスピンや弾道を細かくコントロールしたい人向け、GTS4は最もスピンを抑えやすいモデルとされています。
まとめ
ドライバーの名前に付くMAX・LST・LSなどの言葉は、同じシリーズの中での役割を表しています。LS・LST系は、この名前を使うメーカーではどれも低スピンの意味ですが、MAXはキャロウェイやホンマのように意味が違うメーカーもあります。名前だけで判断せず、公式ページの説明を確認するのがおすすめです。私はG425 LSTからQi10 MAXに替え、狙い通りの買い替えだったと感じています。
自分のヘッドスピードと悩みを整理してから、メーカー公式の説明と見比べてみてください。








