MODUS3 TOUR105と120の適正ヘッドスピードは?HS45で105から120に上げた私の全番手データ
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この記事でわかること(結論)
- MODUS3 TOUR105(S・106.5g)の適正ヘッドスピードは、重さから見るとヘッドスピード42〜45m/sの中間。GDOゴルフショップの目安(HS42で90〜100g台、HS45で110〜120g台)のちょうど谷間に入ります
- MODUS3 TOUR120(S・114.0g)は、HS45の目安(110〜120g台)にそのまま収まります
- ただし、日本シャフトは両モデルの「適正ヘッドスピード」を公表していません。この記事の数字は、公式の重量値をGDOの重さの目安に当てはめた考え方です
- 私(ヘッドスピード平均45)は105を「ちょっと軽いかも」、120を「重さがちょうどいい」と感じました。GDOの目安と一致する結果でした
- 一方で120には気になる点もあります。たまにフックが出ます。ただし原因は重さではなく、しなり方の違い(105は元調子、120は中/元調子)だと考えています
- 105は「元調子で硬い」と言われることがありますが、私はそこまで硬さを感じませんでした。ただしこれはヘッド(Z525)がやさしいモデルだったことも大きいと思います
- 105から120に替えた理由の半分は、中古で探すと120が刺さっているクラブのほうが安く見つかる印象があったからです
105から120に替えた理由
正直に書くと、理由は2つで、片方はあまり格好良くありません。
1つ目は、もう少し重くしてみたかったからです。私は初心者の頃に買ったZX5のN.S.PRO 950GH(98.0g)を軽く感じて、そこからMODUS3 TOUR105(106.5g)に移りました。詳しくはN.S.PRO 950GH neo・950GHの適正ヘッドスピードに書いたとおりです。105にして軽さはかなり解消されたのですが、まだ少し余裕がある感じがして、もう一段重くしたらどうなるのか試したくなりました。
2つ目は、中古で安いクラブを探していると、120が刺さっているものに当たりやすいと感じていたからです。これは私の印象で、在庫を数えて統計を取ったわけではありません。ただ、実際に私が買った中古アイアンは、Z725が16,170円、ZX7が46,000円で、どちらもTOUR120でした。
つまり「120にしたくて探した」というより、「重くしたいと思っていたところに、120が刺さった安い出物が見つかった」というのが実際の順番です。中古で機材を揃えていると、こういう決まり方はよくあります。
公式スペックを並べる
日本シャフトの公表値(フレックスS)です。比較のために、私が最初に使っていた950GHも入れます。
| 項目(フレックスS) | 950GH | MODUS3 TOUR105 | MODUS3 TOUR120 |
|---|---|---|---|
| 重量 | 98.0g | 106.5g | 114.0g |
| 調子 | 中 | 元 | 中/元 |
| 出典 | 公式 | 公式 | 公式 |
105と120の差は 7.5g です。950GHから105への差(8.5g)とほぼ同じ幅で、私は2段階に分けて重くしてきたことになります。
MODUS3 TOUR105・TOUR120の適正ヘッドスピードは?
先にお断りしておくと、日本シャフトはMODUS3 TOUR105・TOUR120について「適正ヘッドスピード」という数字を公表していません。以下は、公表重量をGDOゴルフショップのヘッドスピード別の重さの目安に当てはめた考え方で、公式の推奨値ではありません。
GDOゴルフショップのシャフト解説ページには、次のようにあります。
7番アイアンの場合ドライバーのヘッドスピードが42m/s程度のゴルファーなら、スチールシャフト重量は90~100グラム台で総重量400グラム程度が目安になります。ドライバーのヘッドスピード45m/s程度ならスチールシャフト重量は110~120グラム台、総重量410グラム程度が目安になります。
これに当てはめます。
| シャフト | 重量(S) | GDOの目安に当てはめると |
|---|---|---|
| N.S.PRO 950GH | 98.0g | 90〜100g台 = ヘッドスピード42m/s程度 |
| MODUS3 TOUR105 | 106.5g | 90〜100g台の上限側。110〜120g台には届かず、42と45の中間 |
| MODUS3 TOUR120 | 114.0g | 110〜120g台 = ヘッドスピード45m/s程度にそのまま収まる |
つまり、105は「42と45の谷間」、120は「45にちょうど乗る」という位置関係です。
私はヘッドスピード平均45なので、この目安どおりなら120が合うことになります。実際に打った実感は、次の節のとおりでした。
105と120を使ってみた実感
ここからは私自身が使った感想です。弾道測定器の数値ではなく体感の話なので、その前提で読んでください。
MODUS3 TOUR105(SRIXON Z525)
- 「硬い」という評判ほどは硬く感じませんでした。 105は元調子で、硬いと言われることがあります。ただ私が組み合わせていたヘッドがZ525というやさしいモデルだったので、そのおかげも大きいと思います。同じ105でも、シビアなヘッドに刺さっていたら印象は違ったかもしれません
- ちょっと軽いかも、という感覚がありました。 950GHのときのような「明らかに軽い」ではなく、「もう少しあってもいいかな」くらいの差です
- 合わなかった点は、正直なところ特にありません。 不満らしい不満はなく、強いて言えば上の「ちょっと軽い」だけでした
MODUS3 TOUR120(SRIXON Z725・ZX7)
- ラウンドでも安定します。 練習場だけでなく、コースに出たときの安定感が上がったと感じています
- 重さがちょうどいいと感じます。GDOの目安(HS45で110〜120g台)と自分の体感が一致したのは、この記事を書きながら数字を並べて気づきました
- 気になる点として、たまにフックが出ます。 頻繁ではありませんが、105では出ていなかった球です
まとめると、105は「不満はないが、ちょっと軽い」、120は「ちょうどいいが、たまにフックが出る」でした。どちらかが明確に上、という結果にはなりませんでした。
フックの原因は、重さではなく「しなり方」だと思っています
ここは補足しておきたい点です。120にしてからフックが出るようになったので、「重くしたからつかまるようになった」と考えたくなります。でも私は、原因は重さではなく、シャフトのしなり方だと思っています。 120のほうがしなる感覚があり、その分ヘッドが返りやすくなっているのではないか、という見立てです。
公表値の「調子」を見ると、この見立てと矛盾しません。
| MODUS3 TOUR105 | MODUS3 TOUR120 | |
|---|---|---|
| 重量(S) | 106.5g | 114.0g |
| 調子 | 元 | 中/元 |
105が純粋な元調子なのに対し、120は「中/元」で、中間でしなる要素が入っています。重いほうがしなる、というのは直感に反しますが、重さと調子は別の軸なので、こういうことは起こります。この「重さと硬さ(しなり方)は別」という話は、950GHの記事でフレックスを上げても重量帯が動かない例として書いたのと同じ構図です。
ですので、「シャフトを重くするとつかまる」という読み方はしないでください。 私の場合は、重さを上げたのと同時に調子も変わっていて、フックに効いているのは後者だと考えています。
なお、これは私の見立てであって、弾道測定器で切り分けて確かめたわけではありません。スイング側の問題である可能性も残っています。
手持ちアイアンの全番手の総重量
GearMasterに記録している、手持ちの総重量です。総重量はシャフトだけでなく、ヘッドやグリップ、長さも含んだクラブ全体の重さです。
| 番手 | ZX5 (950GH・売却済) | Z525 (TOUR105) | Z725 (TOUR120) | ZX7 (TOUR120) |
|---|---|---|---|---|
| 5I | 406g | — | 412g | 420g |
| 6I | 414g | 421g | 420g | 429g |
| 7I | 423g | 427g | 427g | 431g |
| 8I | 429g | 434g | 435g | 440g |
| 9I | 436g | 442g | 441g | 448g |
| PW | 441g | 449g | 448g | 454g |
ここで気をつけたいことが1つあります。Z525(105)とZ725(120)は、7番の総重量がどちらも427gで同じです。シャフト重量は7.5g違うのに、総重量には出ていません。ヘッドやグリップの重さが違うためで、シャフトを重くしても総重量が素直に増えるとは限らないということになります。
GDOの目安では、HS45の7番の総重量は410g程度とされています。私の手持ちは427〜431gなので、目安より重めです。ただし総重量はヘッド重量に左右されるので、シャフトを選ぶときは総重量よりシャフト単体の重量で見るほうが分かりやすいと思います。
中古で105・120を探すときのこと
私が3セットとも中古で買った金額です。
| モデル | シャフト | 購入額 | 購入形態 |
|---|---|---|---|
| SRIXON Z525 | MODUS3 TOUR105 | 17,097円 | 中古 |
| SRIXON Z725 | MODUS3 TOUR120 | 16,170円 | 中古 |
| SRIXON ZX7 | MODUS3 TOUR120 | 46,000円 | 中古 |
冒頭で「安い中古だと120が刺さっている印象がある」と書きましたが、私自身の記録を見ると、105が刺さっていたZ525も17,097円で買えています。なので「105は高い」ということではありません。あくまで、探しているときにそう感じた、という話です。
中古クラブは、同じモデルでもシャフトの銘柄で値段も在庫も変わります。モデル名だけで探さず、商品ページのシャフト欄を必ず見てから選ぶことをおすすめします。
どちらを選ぶか
私の経験から整理すると、次のようになります。
MODUS3 TOUR105が向きそうな人
- ヘッドスピードが42〜45m/sの間くらいの人。GDOの目安でいうと、105(106.5g)はちょうどこの帯に入ります
- 950GHなどの軽量スチール(90g台)から、いきなり120まで上げるのが不安な人。950GH→105→120と、8.5g・7.5gずつ段階的に上げた私の例が参考になるかもしれません
- 元調子が苦手だと思い込んでいる人も、やさしいヘッドと組み合わせるなら一度試す価値はあると思います
MODUS3 TOUR120が向きそうな人
- ヘッドスピード45m/s前後の人。GDOの目安(110〜120g台)にそのまま乗ります
- 練習場では振れているのに、ラウンドで球がバラつく人。私はここが一番変わりました
注意しておきたいこと
- 私は120にしてから、たまにフックが出るようになりました。ただし原因は重さではなく、しなり方(105は元調子、120は中/元調子)だと考えています。重くしたからつかまった、という読み方はしないでください
- 重さと調子は別の軸です。 重量だけを見て選ぶと、しなり方の変化に気づかないまま球筋が変わることがあります
- 「重い=安定」と単純には言えません。振り切れなくなる重さまで上げると逆効果です
なお私は、いま105に戻す予定はありませんが、中古でクラブを探していて105が刺さっているものが見つかれば、また使うと思います。それくらいの差だと感じています。
よくある質問
MODUS3 TOUR105の適正ヘッドスピードは?
日本シャフトは適正ヘッドスピードを公表していません。重さから考えると、TOUR105(S)の106.5gは、GDOゴルフショップの目安「HS42程度で90〜100g台、HS45程度で110〜120g台」のちょうど中間にあたります。ヘッドスピード平均45の私は「ちょっと軽いかも」と感じました。
MODUS3 TOUR120の適正ヘッドスピードは?
同じく公表はされていませんが、TOUR120(S)の114.0gは、GDOの目安でヘッドスピード45m/s程度とされる110〜120g台にそのまま収まります。ヘッドスピード平均45の私の体感でも「ちょうどいい」重さでした。
MODUS3 TOUR105と120の違いは?
公表値では、重量が106.5gと114.0gで7.5gの差、調子は105が元調子、120が中/元調子です。私が使った実感では、105は「不満はないが少し軽い」、120は「ラウンドでの安定感が上がるが、たまにフックが出る」でした。なおフックの原因は重さではなく、しなり方の違いだと考えています。
MODUS3 TOUR120にするとフックが出ますか?
私は120にしてからたまにフックが出るようになりましたが、原因は重くしたことではなく、しなり方だと考えています。105が元調子なのに対して120は中/元調子で、中間でしなる要素が入っています。重いほうがしなるというのは直感に反しますが、重さと調子は別の軸なので起こり得ます。誰にでも同じことが起きるわけではありませんし、弾道測定器で切り分けて確かめたわけでもありません。
MODUS3 TOUR105は硬いですか?
元調子なので硬いと言われることがありますが、私はZ525というやさしいヘッドと組み合わせていたためか、そこまで硬さは感じませんでした。同じシャフトでもヘッドによって印象が変わる可能性が高いので、できれば試打して確かめることをおすすめします。
950GHから乗り換えるなら105と120のどちらですか?
私は950GH(98.0g)→ TOUR105(106.5g)→ TOUR120(114.0g)と、8.5g・7.5gずつ2段階で上げました。結果としてこの進め方は無理がなかったと感じています。ヘッドスピードが45前後あるなら120まで行っても目安の範囲内ですが、不安なら105を挟む選び方もあると思います。
まとめ
MODUS3 TOUR105(106.5g)とTOUR120(114.0g)の適正ヘッドスピードは、メーカーが公表しているわけではありませんが、重さから考えると105は42〜45m/sの中間、120は45m/s前後が目安になります。
ヘッドスピード平均45の私の体感は、105が「ちょっと軽い」、120が「ちょうどいい」で、目安と一致しました。ただし120にはフックが出やすくなるという気になる点もあり、どちらかが明確に優れているという結論にはなりませんでした。
そのフックについても、原因は重さではなくしなり方だと考えています(105は元調子、120は中/元調子)。重量表だけを見て選ぶと、調子の変化に気づかないまま球筋が変わることがあります。重さと調子は別の軸、というのがこの2本を使い比べて一番腑に落ちた点でした。
シャフトの重さで迷っている方は、まずN.S.PRO 950GH neo・950GHの適正ヘッドスピードで軽量スチール側の話を、ヘッド選びで迷っている方はZX7とZ725の使い比べもあわせてどうぞ。