ドライバーの純正シャフトで十分?同じSIM2のヘッドで4本のシャフトを使い比べた結論
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この記事でわかること(結論)
- 同じTaylorMade SIM2のヘッドに、4本のシャフトを挿して使ってきました(Diamana BLUE TM50/TENSEI SILVER TM50/Tour AD VR-6/ATTAS DAAAS 5)
- 純正シャフトは、頼りない感じがします。 飛びはするのですが、コースでは曲がりそうな不安があります
- 一方、Xフレックス(ATTAS DAAAS 5)は安心感があります。ただし、気を張らないと使えません
- 現在のメインはATTAS DAAAS 5です
- ここが意外だったのですが、総重量は308〜310gでほとんど同じでした。体感の違いは重さではなく、フレックスやしなり方から来ていることになります
- この記事は体感だけです。 弾道測定器の数値はまだ取っていません。計測でき次第、追記します
なぜ同じヘッドにシャフトが4本もあるのか
意図して集めたわけではありません。経緯はこうです。
- ATTAS DAAAS 5:Xフレックスを試してみたくて、新品で買いました(23,975円)。唯一、目的を持って買ったシャフトです
- Diamana BLUE TM50:新品で買ったドライバーに、最初から挿さっていた純正シャフトです
- Tour AD VR-6:中古で買ったドライバー(19,000円)に挿さっていたものです
- TENSEI SILVER TM50:同じく中古で買ったドライバー(18,879円)に挿さっていたものです。このヘッドはすでに手放しました
TaylorMadeのドライバーはスリーブでシャフトを着脱できるので、中古を買い足していくと、手元にシャフトだけが残っていきます。狙って集めたというより、中古で機材を揃えているうちに自然とこうなりました。
結果として、ヘッドを固定したままシャフトだけを替えて比べられる状態になりました。試打会だと、ヘッドもシャフトも同時に変わってしまうので、これは中古で買い集めた人にしかできない比較かもしれません。
4本の総重量は、ほとんど同じでした
GearMasterに記録している総重量です。
| シャフト | 区分 | フレックス | 総重量 | 入手 |
|---|---|---|---|---|
| Diamana BLUE TM50 | 純正 | S | 310g | 新品ドライバーに付属 |
| Tour AD VR-6 | カスタム | S | 310g | 中古ドライバーに装着 |
| ATTAS DAAAS 5 | カスタム | X | 308g | 新品で購入 |
| TENSEI SILVER TM50(手放し済み) | 純正 | — | 記録なし | 中古ドライバーに装着 |
310g・310g・308g。 差は2gしかありません。
これは書きながら気づいたのですが、私が感じている違いは、重さの違いではないということになります。アイアンのシャフトでは重さで悩んできた(950GHが軽く感じた話)ので、つい重さで説明したくなるのですが、ここでは説明になりません。
フレックス(SとX)、しなり方、純正かカスタムか。重さ以外の要素が効いているという前提で読んでください。
純正シャフトを使った感想
率直に言うと、頼りない感じがします。
飛距離は出ます。振りやすいですし、球も上がります。ただ、コースに出ると曲がりそうな不安があるというのが、私の正直な感想です。練習場のマットの上で真っすぐ飛んでいるときは気にならないのですが、コースの1打目で構えたときに「これ、曲がったらどうしよう」という感覚が残ります。
これは数値ではなく感覚の話です。実際に純正のほうがミスが多かったかを、データで確かめたわけではありません。
「純正シャフトで十分」なのか
よく聞く「純正シャフトで十分」という意見について、私の立場を書いておきます。
飛距離だけを見るなら、十分だと思います。 私の体感では、純正が特別飛ばないということはありませんでした。むしろ軽く振れるぶん、飛んでいる場面もありました。
ただ、安心して振れるかは別の話です。私はコースでの不安のほうが気になって、結局カスタムシャフトを使っています。ここは人によって答えが変わる部分だと思います。「振りやすさ」を取るか「安心感」を取るかの選択で、どちらが正解というものではありません。
なお、純正シャフトについては、GDOゴルフショップが次のように説明しています。
純正シャフトは万人のゴルファーが使いやすいように作られています
「万人が使いやすい」を狙った設計なので、軽めで振りやすい方向に寄せられているのは自然だと思います。私が「頼りない」と感じたのも、裏を返せばその設計思想どおりの特性なのかもしれません。
ATTAS DAAAS 5(Xフレックス)を使った感想
現在のメインです。
安心感があります。 純正のときにあった「曲がりそう」という不安が、かなり減りました。
ただし、気を張らないと使えません。 疲れているときや、適当に振ってしまったときに、シャフトが助けてくれない感じがあります。純正が「軽く振っても何とかしてくれる」だとすると、こちらは「ちゃんと振らないと応えてくれない」という印象です。
Xフレックスを選んだのは、単純に試してみたかったからです。ヘッドスピードは平均45なので、Xが絶対に必要というわけではありません。実際に使ってみて、安心感という点では合っていましたが、万人にすすめられるものではないと感じています。
まとめると、純正は「振りやすいが頼りない」、Xは「安心だが気を張る」でした。どちらも一長一短で、片方が明確に上ということはありませんでした。
中古でドライバーを買うと、シャフトが増えていく
この記事の4本のうち3本は、ドライバーを買ったら付いてきたものです。
中古のドライバーは、同じモデルでも挿さっているシャフトが個体ごとに違います。私の場合、Tour AD VR-6が挿さった個体を19,000円で買えました。シャフト単体で買うと数万円することもあるので、ヘッド込みでこの値段は悪くない買い方だったと思います(その代わり、ヘッドが余ります)。
中古でドライバーを探すときは、モデル名だけでなく、商品ページのシャフト欄も見てみてください。同じ値段でも、挿さっているシャフトによって「実質いくらか」はかなり変わります。
この記事の限界
正直に書いておきます。
- 弾道測定器の数値を取っていません。 この記事に書いたのは、すべて体感です。「飛ぶ」「曲がりそう」も、計測で確かめたものではありません
- 同じ日に4本を打ち比べたわけではありません。 時期をまたいで使ってきた印象の積み重ねです。体調やスイングの変化も混ざっています
- フレックスが揃っていません。 ATTAS DAAAS 5だけXで、他はSです。純正とカスタムの差なのか、SとXの差なのかを切り分けられていません
計測できたら、キャリー・スピン量・左右のブレの数値を追記します。現時点では「同じヘッドで4本使ってきた人間の印象」として読んでください。
よくある質問
ドライバーは純正シャフトで十分ですか?
飛距離だけを見るなら、私の体感では十分でした。純正が特別飛ばないということはありません。ただ、私はコースで「曲がりそう」という不安が残ったので、カスタムシャフトを使っています。振りやすさを取るか安心感を取るかの選択で、どちらが正解ということはないと思います。
純正シャフトとカスタムシャフトで、重さは違いますか?
私の場合はほとんど違いませんでした。同じSIM2のヘッドで、純正のDiamana BLUE TM50が310g、カスタムのTour AD VR-6が310g、ATTAS DAAAS 5が308gと、差は2gです。重さではなく、フレックスやしなり方の違いが効いているということになります。
Xフレックスはヘッドスピードいくつから必要ですか?
私はヘッドスピード平均45でXフレックス(ATTAS DAAAS 5)を使っていますが、Xが必要だから選んだわけではなく、試してみたかったからです。使ってみて安心感はありましたが、気を張らないと扱えないので、万人にすすめられるものではないと感じています。
同じヘッドでシャフトだけ替えると、何が変わりますか?
私の体感では、飛距離よりも「安心して振れるかどうか」が大きく変わりました。純正は振りやすい代わりに頼りなく、Xは安心な代わりに気を使います。ただし私はフレックスも同時に変えているので、シャフトの銘柄だけの違いとは言い切れません。
中古ドライバーのシャフトはどう見ればいいですか?
商品ページのシャフト欄を必ず確認することをおすすめします。同じモデルでも個体によって挿さっているシャフトが違います。私はTour AD VR-6が挿さったSIM2を19,000円で買えました。シャフト単体で買うより安く手に入ることもあります。
まとめ
同じSIM2のヘッドで4本のシャフトを使ってきて、一番はっきりしたのは「純正は振りやすいが頼りない、Xは安心だが気を張る」という一長一短でした。どちらかが優れているという結論にはなりませんでした。
そして書きながら気づいたのが、4本の総重量が308〜310gとほとんど同じだったことです。感じている違いは重さのせいではありません。アイアンでは重さで悩んできましたが、ドライバーでは別の軸が効いている、ということになります。
シャフトの重さの話はN.S.PRO 950GH neo・950GHの適正ヘッドスピード、重さと調子は別の軸という話はMODUS3 TOUR105と120の適正ヘッドスピードに書いています。
計測ができ次第、この記事に数値を追記します。